新女王は世界歴代3位の走り!
新女王は世界歴代3位の走り!
北京世界陸上、女子200mは準決勝から優勝が期待される選手たちが余裕を持ったレースで好記録を出し、そのまま決勝へ勝ち上がってきました。
一人目のジャマイカ、E.トンプソン選手。同じジャマイカの女子100mを制したシェリー・アン・プライス選手からひまわりのカチューシャを受け継いで準決勝、決勝へと臨みました。
準決勝では4レーンだったこともあり、他の選手のスピードを見ながらジワジワと自らのスピードもあげて終始8割程度で走っています。200mの選手らしく、前半はしっかりと加速にのせてコーナー抜けにグンっとスピードに乗せています。150m以降は接地の位置を確認する程度で力を入れることなくゴールをしていました。見事なレースで22秒13をマークしています。
二人目はオランダのD.シパーズ選手。今大会女子100mにおいて銀メダルを獲得している選手です。今年から短距離に専念しており、過去には七種競技において銅メダルを獲得しているポテンシャルの高い選手です。後半が強い選手として知られていますが、しっかりと前半の40mまでに加速してトップスピードが出せる選手です。後半の体幹のブレの少なさと、接地の位置を正確に最後まで捉えられて全身で走れているので後半も他の選手に見られる失速が少ないと思われます。130m以降を横を見ながら走って22秒37とこちらも21秒台を視野に入れられるレースをしました。
そして迎えた決勝。
シェリーアンプライスと共に練習をしているトンプソンは、ジャマイカ特有の回転の早い走りで、後半に強いシパーズから逃げるような作戦を取りました。結果として190mまではトンプソンがリードしていました。しかし、シパーズの後半の強さが際立っており最後の5mで逆転されてしまいました。
この差は、やはりシパーズのブレのない走りが生み出す、地面からの力を最後までもらえて走れたことにあるでしょう。トンプソンは最後の50mほどから若干ではありますが胸が前に倒れて脚が流れだしました。シパーズとの差が一気に詰まってきた地点です。一方シパーズは直線に入ってから最後の3mまで頭の位置が一定のまま走っています。わたしは、このブレの無い走りこと後半の力強さだと感じました。
シパーズはオランダ初の短距離種目金メダル獲得、21秒63の大会新記録、世界歴代3位の記録で見事優勝しました。2位のトンプソンも21秒66の世界歴代5位の記録でした。400mで優勝したアリソン・フェリックスはこの種目で3度優勝していますが、アリソンの記録は21秒69。世紀のレースだったことがいえますね。
また、忘れてはならない人物がいます。3位に入ったベロニカキャンベル・ブラウン選手です。33歳の彼女が2レーンから3位に入ったことは驚異的なことであり、快挙といえます。200mは彼女の得意種目でオリンピックを2連覇したこともあります。若手の台頭が目立つ今大会でベテランも意地を見せてくれました。
この映像は「MYXGAMES2013」さまの作品です
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