【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集
オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手。
彼は長距離選手らしい細身な体型ですが、長距離ランナーにも意外と必要なトレーニングを行っているからこそ、マラソンなどの長い距離や10000mの移り変わるスピードやラストの驚異的なスパートに対応できる身体作りが出来ていると考えられます。
では、どのようなトレーニングを行っているのか。気になりますよね。
少しだけではありますが、覗いてみましょう!
まず基本となる体幹トレーニングです。あえてアンバランスなところで鍛えることで全身をくまなく鍛えることが出来ます。アンバランスなところで鍛えても意味がないという声もありますが、アンバランスなところで鍛えることにより、不自然で意図しないような動作にも対応できる身体作りを行うことが出来ます。
自分の許容範囲内で鍛えることも必要ではありますが、身体をくまなく鍛えられているかというと、そうではありません。平面で鍛えることよりも立体的に身体を鍛えることが重要になってきます。
次にアジリティトレーニングです。
ラダーなどを用いた細かい動き、大きな動きのなかで素早さを意識的に生みだします。海外選手はラスト400mを60秒を切るスピードでスパートをかけます。このスピードを出せる長距離選手はなかなかいないでしょう。10000mにしても、9400m走ったあとに60秒を切ってくるのですから相当なスピードの持ち主でないと出せないタイムです。
これらのスピードを養うためにも速い動きは長距離選手にも必要になります。
そしてウエイトトレーニングです。
クリーンやスクワットなど相当な重量で行っていることが見てわかると思います。長距離選手はロングジョグや長い距離を高いスピードで走っていても肺は鍛えられるかもしれませんが、筋力への効果は薄いでしょう。
また、距離を踏むトレーニングは怪我が伴います。なぜ怪我をするのか考えたときに、筋力量の不足があげられます。自分の身体を長い時間支える筋力がなければ骨に異常が出ます。骨を包む筋肉を鍛えないかぎり、長距離を走る体力は養えないでしょう。
長距離を専門にしている選手で長い距離を走ってばかりの方はトレーニング方法を改めて考えてみる機会になるのではないでしょうか。
この映像は「The Oregonian」様の作品です
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
つま先立ち走りを実践!視線の高さ、姿勢を作ろう!
つま先立ち走りドリルの紹介です! このドリルを行うこと...
2016年07月29日
-
坂道ハードル
坂道を利用したハードル練習です。 動画ではインターバル...
2015年02月17日
-
ミニハードルで接地時間を短く!ハードルジャンプ
ミニハードルや低いフレキハードルなどを使い、ヒザを高く、...
2015年12月13日
-
山縣亮太に密着!リオ五輪を前に山縣選手を知る!
先日行われた第100回日本選手権男子100m決勝において...
2016年08月11日
-
2011年、福島千里SD
こんばんは、今日は女子200mの予選と男子200mの準決...
2016年01月28日
-
ウサインボルト選手が指導する【5つの練習法】
2017年で引退を発表している『人類最速の男』ウサインボ...
2017年07月04日
-
加速をスムーズに!加速時の動き作り
短距離走でのスタート〜加速時の簡単な練習法について紹介し...
2016年01月28日
-
福島千里 スタートダッシュ練習
-
【より効果的に行うために】階段ダッシュの意識すべきポイント
-
世界陸上直前!パウエルの練習
-
この時期にやっておきたい!コントロールテストの意義
-
サンヤリチャーズ・ロスの練習
-
アリソンのトレーニング②
-
【驚異のピッチ】オリンピアン土井杏南選手が行う高速ステップトレーニング
-
【シーズンに向けて!】オリンピアン土井杏南選手が行う高速ステップトレーニング
-
20年以上破られない世界記録②
-
【走りの技術&フィジカルの強化】階段ダッシュの効果とポイントについて
-
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)
-
アリソンフェリックスの練習を一部公開!みんなもやってるトレーニング!
-
【最大スピードを高めるための練習】加速走の方法とポイント
-
足の回転を矯正しよう!フレキハードル走
-
名門校のトレーニングを参考にしてみよう!【京都洛南高校】
-
もう自己否定に陥らない!練習のパフォーマンスと満足度を同時に高める思考法
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球