陸上選手必見!大腰筋に効かせるトレーニングとその効果
- 【関連ワード】
- 大腰筋
2016年03月24日
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
陸上選手必見!大腰筋に効かせるトレーニングとその効果
陸上競技にはもちろん、いろんなスポーツや美容等、あらゆる分野で重要視されている大腰筋のトレーニングのご紹介です!
大腰筋とは、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であり、内臓よりも深部にあるインナーマッスルです。
ではやり方を説明していきます。
・ベンチなどに仰向けになり膝を曲げて上げ下げする。
パートナーがいれば肘を抑えてもらって背筋をまっすぐに伸ばし、腰部がベンチに触れないような(手が入るぐらいの空間が出来る)形を作って行ってください。
・腹筋が働かないよう骨盤を動かさない。
姿勢を作ったらその姿勢をそのままキープしてください。
・大腰筋を使って股関節の屈曲伸展だけを意識する。
上げすぎて骨盤まで持ち上がりヒップレイズのようにならないよう気をつけてください。
・太ももに力を入れないように注意。
膝から下は力が抜けてぶらぶらさせるような状態が良いです。
大腰筋が発達する事によって足が引き上がりやすくなる!というイメージがありますが、そうではなく、大腰筋が発達する事で骨盤は前傾してきます。
腰椎と骨盤を下に引っ張る力が強くなるからです。
体の中心である骨盤の位置が変わる事で、全身の姿勢は大きく変わってきます。
重心の位置が変わり、腰の反りも深くなります。
ジャマイカのボルト選手を見ればすぐわかります。
姿勢が変われば、体の動かし方も変わり、また体を動かす時にかかる全身への負荷の強さも変わってきます。
大腰筋を強化した際の効果
・ランニング時の呼吸が楽になる。
・ふくらはぎが細くなり、太もも、お尻の筋肉が発達する。
・肩甲骨がよっている状態がキープされ、腕振りが変わる。
・ランニング時に自分で解る程、骨盤が動く様になる。
・ランニング時の一歩の滞空時間が長くなる。(ストライドが伸びた)
・地面を強く蹴る走り方から、地面にはじかれる走り方に変わる。(ボールのバウンドのような)
・O脚が改善される。
これだけ良い事尽くしなら大腰筋トレーニングするしかないですね!
今後も大腰筋のトレーニング記事を書いていきますので、そちらもぜひお楽しみに!
[映像「川阪正樹」様の作品です]
投稿者:窪田 望都100mマスターズ日本記録保持者
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
世界の走りを見て学ぶ!トップスプリンターの100m
陸上短距離の世界トップ選手のレース映像集です。 ウサイ...
2016年01月24日
-
【筋トレ後に最適!】筋肉に刺激を与えるフィジカルステップ
筋力トレーニングやウエイトトレーニングをすることで、自身...
2019年02月06日
-
譜久里 武のBOXジャンプ
日本マスターズ界のレジェンド。譜久里 武選手のトレーニン...
2015年08月03日
-
効率の良い走りを目指せ!骨盤の前傾
今回は骨盤の「前傾」について説明します。 陸上競技...
2015年11月19日
-
200m世界10傑
200mの世界歴代10位までの映像です!! わかりにく...
2015年04月06日
-
【下半身強化】可動域を最大限に活用した「フルランジ」
今回は全国大会で数多くの成績を残している岡崎城西高校の女...
2018年12月11日
-
パウエル 300mT.T分析
【筆者】 "窪田 望都" 100m 10秒46 ...
2015年03月31日
-
【GoPro】棒高跳び選手の視点
-
【強豪校・岡崎城西高のトレーニング】チューブ歩行で臀筋強化!
-
アリソンのサーキット
-
慣れたらもうトレーニングじゃない!室伏広治のトレーニング理論
-
スティックマークで刻んでみよう!マーク走
-
【トップ選手から学ぶ!】100m多田修平選手のトレーニング
-
【自分の苦手な部分を改善!】5歩跳びハードル
-
冬季トレーニングに技術練!スプリントトレーニング〜片足ドリル〜
-
【つま先を前に向ける意識は逆効果かも…】トップ選手から学ぶ、"内転筋"を使った効率的走り方!
-
高野進さんによる走り方講座②
-
ボルトのダッシュ練習と解説
-
腕振りの修正方法
-
【フライングスプリット】より動きに近いトレーニングを行おう!【ケンブリッジ飛鳥選手】
-
銅メダリスト!ベテラン、塚原直貴のウォーミングアップ
-
フォームを直すコツは“動画”
-
【走りにつながる腹筋を】 トップアスリートが行う、プレート腹筋
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球