体幹を安定させて股関節の可動域を広げる「ヒップオープナー」
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
体幹を安定させて股関節の可動域を広げる「ヒップオープナー」
こんにちは、PRPの佐々木です。
今回は肩・股関節の安定性の向上、体幹のチャレンジ、そして股関節の可動性の向上を目的としたヒップオープナーです。
股関節の安定性や可動性が上がるとパフォーマンスアップにもつながるので、以前上げたスパイダーマンストレッチ(http://sports-crowd.net/detail.php?no=2403)と合わせて、ぜひ取り組んでみてください。
○方法:
1.膝にバンドつけて、四つん這いになる
2.そこから片方の足を膝を曲げたまま、上げる。
この時に肩・肘・体幹をしっかりと決めて腰が反ったり、丸まったりしないようにしましょう。
3.ゆっくりと元の位置に戻す
○効果:
足を上げて戻す時にバンドの張力でイーセントリック・ストレッチ(eccentric stretch)が促進されて固まった臀部の筋肉をよりストレッチ出来ます。
また足を広げる時に支えている肩と股関節の安定性もチャレンジできます。
さらに足を動かす、そして支えるのに必要な中臀筋を動かすことができるのでピッチング前には必ずやらしています。
文字通りヒップが開くのを手助けしくれるエクササイズです。
○注意点:
・必ず選手が安全にできる所でする。
・痛みが出る場合は、一度止めて原因を究明する。
このエクササイズで股関節が固まっていたピッチャーの可動性が上がる糸口になりました。
今年ドラフトされるかもしれない彼は、いつも股関節を広げることを常に意識して投げていると言っていました。
このエクササイズとスパイダーマン・ストレッチを糸口に股関節の可動性がぐんと上がりました。
皆さんも試してみてください。
では、また次回!
この動画は「Performance Restoration Project」の作品です。
***********************************************************************
筆者:
佐々木優一
☆MS.,ATC.,LAT., NASM-PES。BOC認定アスレティックトレーナー(ATC)。
アメリカで活動を行っており、テネシー州Lee Universityの野球チームをメインに
幅広く学生アスリートの怪我の予防プログロムの作成やリハビリなどを担当。
➣詳しいプロフィールはこちら;
https://performancerestoration.wordpress.com/profile/
***********************************************************************
投稿者:佐々木優一BOC認定トレーナ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
膝が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉その2【大腿筋膜張筋・TFL】
今回も前回に引き続き、関節内の靭帯や半月板に着目するので...
2016年11月22日
-
腰が痛い!そんな時にほぐしたい筋肉その3【大腿筋膜張筋・TFL】
今回も腰の痛みシリーズを書いていきたいと思います。 少...
2017年02月27日
-
シンスプリントのテーピング
今回は『シンスプリント』のテーピングです。 私も高校生...
2015年04月07日
-
【早期復帰のために】肉離れをしてしまった時の7つの対処法
多くのスポーツでもシーズンが始まり、増えてくる怪我の一つ...
2018年03月27日
-
足裏のアーチをサポートするテーピング【怪我予防やパフォーマンスアップにも◎】
足裏には様々な役割を果たしてくれるアーチという空間があり...
2017年06月29日
-
試合前や疲れた時に使える!!緊張をほぐすストレッチ!
緊張をほぐし、リラックスが出来るストレッチを紹介します。...
2016年04月04日
-
【パフォーマンスアップエクササイズ】足裏の機能を高める方法4種目
足裏のケガに悩まされているアスリートの方々は多いのではな...
2017年04月10日
-
ローラーで大腿四頭筋をほぐす
-
これだけで解決!?ストレートネックの解決法パート1
-
筋膜のリリース(腓骨筋)
-
【膝に痛みや違和感があるときに】この筋肉をほぐしてみよう【第三弾 膝窩筋】
-
腓腹筋(ふくらはぎ)のストレッチ
-
つま先立ち 改善エクササイズ大腿前面【ケガ予防フィジカルチェック用】
-
【ストレッチ】ハムストリングス&カーフに効かせる!
-
足つぼ(丁寧な解説付き)
-
ツボの名は「安眠」!文字通り安眠に導くツボを刺激してぐっすり回復!
-
10分でできる簡単セルフケア『疲労回復にぴったりなコントラストバス』
-
ランナーのふくらはぎテーピング
-
背中のストレッチ
-
AT-miniの効果って?
-
良い姿勢を手に入れるために!骨盤を立てるエクササイズ
-
【オーバートレーニングを防ぐために】起床時の脈拍数で疲労をコントロールしよう!
-
<梅雨こそストレッチ日和!>
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球