【運動時に気をつけたい】足がつる3つの原因
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
【運動時に気をつけたい】足がつる3つの原因
運動をしている最中に足がつってしまった経験はありませんか?
一番多い箇所は「ふくらはぎ」です。ふくらはぎが頻繁につる現象を「こむら返り」と呼びます。
足がつるということは、身体からの危険サインであり、肉離れなどのケガにもつながります。また、試合中につってしまうとパフォーマンスは一気に低下してしまいます。
つってしまうのには以下の原因が考えられます。
【1.筋肉疲労】
筋肉を酷使し続けると、身体と同じで筋肉も疲労します。筋肉が極度の疲労状態になると、神経が反乱を起こします。極度の疲労の中でも、パフォーマンスを発揮しようとすると神経が乱れ反射としてつることがあります。。
【2.ミネラル不足】
これからの季節では、特に注意しなければなりません。夏場に足をつっている選手の姿を良くみかけます。これは、発汗によってミネラルが身体から抜けてしまうと、身体の機能が異常を起こし、つります。脱水症状の可能性も高いので気を付けましょう。
【3.血行不良】
身体が冷えていたり血行が悪かったりすると筋肉は収縮します。その状態でいきなり運動をすると筋肉が対応できずに足がつります。寝ている時に足がつってしまうのは血行不良が一番の原因です。
これら3つの要因は、それぞれが関連しています。
例えば、試合中に足がつってしまう際に多いのはこんなケースです。
気温も湿度も高く発汗量が多い日に水分摂取が足りていない状態。暑いからウォーミングアップは軽めに行ったとします。その状態で、試合に出場し、高いパフォーマンスを発揮しようとした時に筋肉が反応できずにつることがあります。
また、連戦やタイトな練習を続けて筋肉疲労が溜まっている状態で試合に出場しても同じことが想定されます。3つの要因が関連していることが分かります。
これから夏本番が始まります。
知らず知らずのうちにミネラルが身体から抜けたり、身体が十分に温まっていない状態で運動することで筋肉が対応できない可能性が高まります。
注意していきましょう!
投稿者:田辺拡也スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
ランナーにお勧め!パフォーマンス向上ストレッチ
走る上で太ももは重要な部位になります。身体を支え、走る時...
2016年04月27日
-
ボルトの筋肉・骨の動き
100m・200m世界記録保持者のボルト選手。北京オリン...
2015年09月24日
-
【体幹を安定させるために】腹横筋の機能と働き方
体幹を強くする為に腹直筋ばかりを鍛えていませんか? ...
2017年02月22日
-
【パフォーマンスアップエクササイズ】足裏の機能を高める方法4種目
足裏のケガに悩まされているアスリートの方々は多いのではな...
2017年04月10日
-
筋膜のリリース(腓骨筋)
腓骨筋のリリースなります。 動画のように横になってもら...
2015年02月23日
-
入浴の一工夫で良い睡眠を!
睡眠の質を高める入浴方法について紹介します。 アス...
2015年07月11日
-
二人組で効果抜群!腰、おしりのストレッチ
今回は、腰、臀部(おしり)の二人組ストレッチを紹介してい...
2015年11月14日
-
足首を捻挫しちゃった!そんなときのリハビリ方法1
-
あなたのクールダウンは大丈夫!?クールダウンですべきこと
-
【女性】生理前後のトレーニグ
-
ボールを使ったセルフマッサージ
-
あなたの鎖骨上がっていませんか?位置を直して肩の動きを良くするセルフ・ケア
-
ストレッチポールふくらはぎケア
-
捻挫の回復が早まる!Voodoo バンドテクニック
-
2人組で肩甲骨はがし
-
むくみ解消 ストレッチ
-
【毎日続けるための簡単ケアシリーズ】座ったまま行う臀部のストレッチ
-
体重管理!チェックするなら「条件」を一定にしよう!おススメの時間も紹介。
-
腰痛改善 ストレッチその①
-
腰痛改善アイテム!100円で作れるストレッチ用具
-
【21種目の動的ストレッチ】目的に応じて使い分けよう!【ウォーミングアップ】
-
【簡単ですぐに使える!】日ごろ酷使している足に足指広げケア
-
肉離れする危険も?!こむら返りの原因と対処法
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球