【上位交差性症候群】猫背姿勢が走動作に悪影響を及ぼす3つのデメリットとは?
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投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー

【上位交差性症候群】猫背姿勢が走動作に悪影響を及ぼす3つのデメリットとは?
デスクワークやスマートフォンなど、気が付いたら猫背姿勢になってはいませんか?
このような猫背姿勢や円背姿勢などを「上位交差性症候群」と言われます。
横側から見たときに頭の位置が前方に突き出し、背中が丸まり、肩甲骨が開いた(外転位)姿勢では走動作にデメリットを与えてしまいます。他にも、肩関節のインピンジメント症候群や胸郭出口症候群などにも影響を及ぼす可能性があるので、改善していきましょう!
◆3つのデメリットとは?
①後方重心になりやすい
前方への推進力が得られにくくなり、スムーズに前に進むことができなくなります。
②換気量が低下
胸郭が落ち込み、酸素摂取量が低下してしまう。
③腕振りがスムーズに行われない
肩を支点とした腕振りが困難になり、脊柱や骨盤などのローテーションで代償してしまう。
◆改善エクササイズ
〇後頭部・僧帽筋上部・大胸筋・小胸筋・胸鎖乳突筋が硬くなっている可能性があります。
〇菱形筋・僧帽筋中部・下部が弱くなっている可能性があります。
硬くなってしまった部位にはストレッチやマッサージを行いましょう。そして、弱くなっている部位はトレーニングで強化をしていきましょう。
以前に紹介した「下位交差性症候群」と同様に、日頃からの練習でトレーニングとケアのバランスが偏ってしまっている可能性があります。自分に必要なメニューを考えていきましょう。是非参考にしてみて下さい!
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齋藤 勇人(さいとう ゆうと)
スポーツトレーナー(大学トレーニングジム 高校ラグビー部etc.)
【ライセンス】
JATI-ATI
NSCA-CPT
SAQインストラクター
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投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
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