運動神経は遺伝しない?

運動神経は遺伝しない?
親が運動神経がないから、子供もきっと運動は得意じゃない…。そんなことはありません!運動神経と運動能力について見ていきましょう。
【運動神経とは】
“運動神経”とは、脳から体中の筋肉へ動きの指令を送るための神経を表す解剖学用語のこと。“運動が上手”という意味での“運動神経が良い”とは、一回の脳からの指令で、無駄なくより多くの筋線維を働かせる状態のこと。
つまり自分の体を自分が考えた通りにコントロールできるということです。
【運動能力”と”運動神経”は別物】
運動能力に関係している骨格の大きさや形の特長、速筋と遅筋の割合などは、基本的に生れつき持っている性質。これらは遺伝子によって決められるもの。骨格や筋肉の割合、身長や足の長さなどですね。
【運動神経は遺伝しない?】
良く運動神経は遺伝するといわれますが運動神経は遺伝しません。しかし運動能力は遺伝します。例を挙げれば先ほども述べた、骨格や筋肉の割合、身長や足の長さなどは遺伝します。
【運動神経を高めるには?】
子どもの能力を引き出す最適なことは、5~8歳の期間の俗に言うプレゴールデンエイジの期間と、9~14歳までのゴールデンエイジの期間に、いかに質の高いトレーニングが出来るのかという問題が、大きく関係します。
子供の時期にいろいろな動きを経験しながら、走る、跳ぶ、投げる、捕るといった基本運動を身につけることが“運動神経”の発達につながります。
(出典:子供の運動神経と母親の遺伝の関係)
ゴールデンエイジと呼ばれる期間は、子供は教えた事をどんどん吸収します!大人になるとこれがうまくいかなくなってきます。小さい頃にボール遊び等のコーディネーショントレーニングをたくさんやらせてあげたいものです。
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