スタートの爆発力を高める、坂での牽引走
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2016年01月02日
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投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
スタートの爆発力を高める、坂での牽引走
今回は、陸上競技はもとより、スタートダッシュが必要なスポーツに有効と思われる「アップヒル牽引走」を紹介します。
スタートを速くするには、〝低姿勢で股関節を中心として大きな力を無駄なく伝えてスムーズに体を前に運ぶこと″が重要です。
今回のトレーニングではそれにかかわる、力を加える方向や股関節の使い方、体の各部位の連動や連携などを習得することでスタートのレベルを上げることができます。
私が実際の指導でもかなり使っているトレーニングですし、特に1~2月の鍛錬期にはおすすめのトレーニングです。
<方法>
1、チューブを腰に掛けて後ろの人に引っ張ってもらう
(私は自転車屋さんでタイヤのゴムをもらって使っています)
2、スタートの姿勢を作る
3、しっかりと地面に力を加えながら足を踏み出していく
<ポイント>
・最初はスピードを上げず、動画のように一歩一歩を大事に進んでいく
=後ろの人はかなり強く引っ張っている
・体幹をしめ、膝を伸ばさないようにしながら、股関節を中心に力を発揮する意識を持つ
・引っ張る人は腰を落とし坂の斜面と平行に引っ張るよう心がける
大事なのは、しっかりと股関節から地面に力を加えることです。
まずはスピードを上げず「ゆっくり大きな力を加える」練習として認識しましょう。
慣れてきたら、後ろの人の張力を減らし、少しずつリズムを上げてみてください。
最終的な目的は「速く大きな力を加える」ことなのですが、プロセスを間違えるとただの空回りスタートになってしまいます。
牽引走は多くのスポーツでスプリント能力を向上させるための有効な方法として研究でも述べられています(Forstreuter,1996)。
同じジャンルに含まれるそり引きやタイヤ引きをやったことがある人もいるのではないでしょうか?
今回は牽引走に坂を加えて、よりスタートに重点を置いたトレーニングにしています。
是非試してみてください!
この動画は「Sports Crowd」の作品です。
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筆者:
荒川優(あらかわゆう)
☆大学陸上コーチ(100m:10秒5)
筑波大学出身。大学コーチとして就任後、1年で全員の自己ベストを更新。
オリンピック選手や代表レベルの選手からも高い支持を受けている。
➣2010ニュージーランド・オタゴオープン 準優勝
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投稿者:荒川優元100m選手:スプリントコーチ
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