スティックマークで刻んでみよう!マーク走
スティックマークで刻んでみよう!マーク走
今回はスティック型のマークを使ったスプリント練習です。
主にマーク走といわれるものですが、大きな違いはサッカーなどで使われるコーンを使わずにスティック状のものをマークとして使います。
<やり方>
ランニングフォームとストライドを獲得するために、スティックマークを足の足長を増やしながら設置します。2足、2足半、3足と自分の走りに合った間隔を見つけて、それをだんだん広くしていきます。
この練習のポイントとしては短い間隔で行うときには大きなストライドですと足を刻むことが出来ないので、ストライドは楽に走るように考え、それ以下のストライドにならないように気をつけて回転数をあげていきます。
逆に、広めの間隔で行うときは狭い状態での回転の速さをそのまま広い間隔で再現して大きなストライドを獲得するようにしましょう。
間隔で目的意識が大きく異なるため、楽に走ることとリラックスをしながら走ることを勘違いしないように気をつけながら目的を持って練習に取り組みましょう。
なお、通常のマークとスティック状のマークを使う大きな違いは膝を大きくあげるかあげないか、マークを気にして走るか、気にしないで走るかというところにあります。スティック状ですと、高さがなく、足で踏んでしまってもたいして気にもならないところが利点になります。
ぜひ、練習の一環として取り入れてみましょう。
この映像は「Cramer Japan」様の作品です
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
現役選手たちへ【強くなるための日誌術】
今回は私も実践している、現役選手のための日誌術について紹...
2016年05月25日
-
強豪校のハードルトレーニング
高校陸上界の強豪校、埼玉栄高校が行っているハードルを用い...
2015年10月27日
-
【コントロールテスト】スピードや跳躍力アップにつながる!【立ち五段跳び】
陸上競技をしている方なら立ち五段跳びをした事がある方も多...
2016年11月11日
-
軸を意識してみよう!ポールを使ったハードルドリル
陸上競技のハードル種目はハードルを素早く飛び越えインター...
2016年01月26日
-
メディシンボールを持ってのハードルドリル
ハードルドリルをウォーミングアップで行う方は多いと思いま...
2015年09月22日
-
今年こそ9秒台!?桐生祥秀の走りの変化とは!
先日、桐生祥秀選手(東洋大)が世界室内に出場し、惜しくも...
2016年04月04日
-
ミニハードルで接地時間を短く!ハードルジャンプ
ミニハードルや低いフレキハードルなどを使い、ヒザを高く、...
2015年12月13日
Category New/カテゴリー新着情報
- 箱根駅伝の区間賞の10人中7人が履いていたシューズ!!今回も箱根駅伝大盛り上がりでしたね。 そんな選手達の頑張りを支える、あるアイテムがあったんです。 それは「NIKE Zoom Vaporfly 4% Flyknit」というランニングシューズです。...詳細
- 【歯のケアしてますか?】スポーツパフォーマンスと「虫歯」の関係性毎日の歯磨き。皆さんはしっかりケアしていますか? 今回はスポーツパフォーマンスと「虫歯」の関係性をお伝えしたいと思います。 【歯は再生しない!】 スポーツ選手が筋肉痛やケガをした時に、...詳細
- 【トレーニングに必須の知識!】最大筋力を高める4つの方法瞬発系の種目を行っている選手には欠かせない最大筋力を高めるトレーニング。 最大筋力の発揮には、フリーウエイトでのトレーニングを組んでいる選手が多いかと思いますが、その中でも皆さんはどのような方法...詳細
- 【海外大学が証明!】目標達成率が劇的に上がる、3つの事前準備とは②「行動可能性」目標達成率をあげるMACの法則【前回の続き】について書いていきたいと思います。 前回のおさらい:【MACの法則とは何か?】 MACの法則とは、アイントホーヘン大学がメタ分析によって証明した、目...詳細