【トップレベルの選手ほど念入りに行っている!】クールダウンですべきこと

【トップレベルの選手ほど念入りに行っている!】クールダウンですべきこと
本練習が終わった後、あなたはクールダウンにどれくらいの時間をかけていますか?
アスリートにとって、トレーニングを継続することは非常に大切。故障や病気などでトレーニングを中断する怖さや難しさは、経験したことのある人には分かると思います。
中断前のレベルに戻すのは決して簡単な道のりではありません。しかし、多くのアスリートはメイン練習でどれだけ頑張ったか、キツイ練習を積んだかで満足しがち。
陸上で例えるとアップ→動き作り→メイン練習(ex/走り込み)→補強→ダウンという流れが一般的ですが、トレーニングを中断することのないようにするためには最後の「ダウン」にどれだけの時間をかけているのかが重要になってきます。
今回はそんなクールダウンについておはなししていきたいと思います!
【クールダウンの定義】
運動による疲労を軽減し、スポーツ障害を予防する。
【クールダウンにかける時間は=ウォーミングアップと同じ時間が必要!】
これはヨーロッパやアメリカでは一般的です!むしろダウンにかける時間のほうが多い国もあるそうです。
日本では、アップを入念に行うもののダウンをおろそかにする風潮があります…。
アップを30分したならば、ダウンには30分必要です!
【ジョギングはウォーミングアップで行ったジョギングより長めに!】
例えばアップで競技場を2周走ったとしたら。ダウンでは3周行きましょう!
ペースは速くなくても大丈夫ですが、身体に溜まった疲労を流すには長めのジョギングが有効です。時間で決めてもオッケーです!10分を目安に行ってください!
【静的ストレッチを十分に!】
アップでは動的ストレッチを主に行います。ダウンのストレッチでは、脳にトレーニングが終了したことを伝えるためにも静的ストレッチを十分に行い、疲労を少しでも軽減させましょう!これも様々な種目を、10分を目安に行いましょう!
【他にも色々な工夫を!】
ジョギングやストレッチは一般的ですが、ストレッチポールや加圧ベルトを使ったストレッチ、アイシングなども積極的に行いましょう。自分でカバーできない部分は整骨院や治療院へ行くなどプロの手を借りるといいですね。
高いレベルの選手であればあるほどクールダウンを入念に行っています。
世界ナンバーワン選手のC・ロナウド選手は、午前中のトレーニングが終わると午後はダウンの時間にあてているそうです。専属トレーナーによるストレッチ・マッサージ・アイシング、自宅に帰宅してもプールやジャグジーを使うなどケアは念入りに行っています。
本人も世界一の選手であり続けるために、必要なことは何でもするというほどダウンやケアの大切さを訴えています。30歳代になっても大きなケガが無く輝き続けている要素のひとつです。
ぜひ毎日のクールダウンを見直してみましょう!!
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
冬季でたまった膝への負荷をリセット!膝の動きを改善する「膝窩筋セルフケア」
こんにちは、PRPの佐々木です。 今回は膝裏の筋肉であ...
2016年03月17日
-
毎日のケアに!ヒラメ筋のストレッチ
ヒラメ筋はふくらはぎとアキレス腱の深部にある筋肉です。普...
2016年04月02日
-
美脚、脚長ストレッチ
仰向けになり、ピンと脚を伸ばすストレッチです。 なかな...
2015年05月02日
-
上向膝上げ 改善エクササイズ【ケガ予防フィジカルチェック用】
「フィジカルチェック項目:上向膝上げ」の点数が低かった人...
2017年02月05日
-
肩甲骨可動域を広げるエクササイズ【ケア&パフォーマンスアップに!】
今回は肩甲骨の可動域を広げるエクササイズを紹介します。 ...
2018年06月21日
-
セルフケアは大切!自分で足の甲をストレッチしよう!
足の裏や足の甲は、歩く、走る、蹴る、泳ぐなど様々なスポー...
2015年12月13日
-
【腕への刺激で肩をゆるめる】 ボールを使ったアームリリース
[アームリリース ft. ライアン] こんにちは、佐々...
2016年06月08日
-
筋けいれんの原因と対策
-
肩甲骨可動域を広げるエクササイズ【ケア&パフォーマンスアップに!】
-
疲れた足に簡単ストレッチ
-
膝の痛み改善予防【適切なケアで障害を予防しよう】
-
【腹筋ができるほど腰痛が増える?】ケガなく腹筋を活かすための股関節の重要性!
-
ウエイトオーバー。シーズン中に身体を絞りたい人へ
-
寝る姿勢で性格が分かる!?性格診断してみよう
-
ケガした時の応急処置 RICE
-
腓腹筋のストレッチ 青竹踏み
-
身体が硬くて柔軟が苦手…そんな人はこれから始めよう!【骨盤ストレッチ】
-
【東洋医学】睡眠の質を向上させるためのツボを押してみよう!【疲労回復】
-
座ったままでOK!硬くなってしまったお尻のストレッチ【怪我予防にもオススメ】
-
【接地時に足の甲が痛む人へ】足の甲のテーピング
-
実はほとんどの人が陥ってるかも!ストレートネックのセルフチェック
-
【お風呂でのケアを習慣づける】セルフケアにオススメのコントラストバス
-
お風呂でコンディションを整えよう!【4種類のケア紹介】
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球