明日から出来る!ハードルドリル集
明日から出来る!ハードルドリル集
今回はハードルを利用したドリル集をご紹介します。
股関節周辺や臀部を鍛える、柔軟性を高めるためにおこなうドリルとなっており、中学生から大人まで練習にとりいれることができます。ぜひ、一緒にやってみましょう。
・リードレッグ&トレイルレッグ
ハードルを縦に並べ、リード足と抜き足の練習をします。まずはリード足の膝を縦にし、足をあげます。リード足を地面に着く瞬間に抜き足を素早く外側へ向け膝からハードルに入りましょう。抜き足をあげるときに身体が開いてしまう場合があります。常に身体をハードルに対して正面にするように心がけましょう。
効き足だけでなく、逆足のリード足、抜き足もすることでバランス良く鍛えることができます。
・ラレラルリードレッグ
身体をハードルに対して横に向け、膝をへそから胸の高さまであげてハードルをクリアしていきましょう。この種目のポイントは、背筋を伸ばしながら、膝を90度前後の角度にしてハードルをクリアしていくことです。背筋を伸ばすために軸足の膝を曲げないように注意することと頭、おしり、軸足を一本の棒として考えてみることです。これは主に足の切り替え、接地位置の確認などに使われます。
・ストレートリードレッグ
今回はハードルの外側へ立ち、ハードルに対し横向きで行います。
膝を伸ばしながらハードルをクリアしていきましょう。この種目のポイントは膝を曲げながら足をあげるのではなく、膝を伸ばしたまま足をあげてしましょう。また、こちらも同様に背筋を伸ばして行いましょう。
・オーバー&アンダー
ハードルの高さを、高い・低いと交互に設置し、ハードルをくぐる・ハードルをまたぐと交互に行います。
ハードルをくぐることで股関節を伸ばす効果があり、ハードルをまたぐことで意識を集中させた股関節を動かすことができます。足を伸ばしながらハードルをくぐるとハムや股関節のストレッチにもなり、応用も出来るので工夫をこらしながら行うとよいでしょう。またぐ時はリード足を交互に交代させて行うことでバランスよく身体を使うことができます。
以上、4つのドリルを紹介しました。
どの種目も、日本のトップアスリートも実践しているので、効果は抜群です。ぜひ明日の練習から取り入れてみてはいかがでしょうか。
この練習は「JC Speed Development」様の作品です
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
ハードル 股関節補強
ハードルを使用しての股関節の補強について紹介します。 ...
2015年05月04日
-
トップ選手のトレーニングを参考にしてみよう!【ウサイン・ボルト選手】
陸上男子100m、200m、4×100mRの世界記録を保...
2016年10月10日
-
~明日から日本選手権開幕~注目のケンブリッジ選手の補強
いよいよ、明日からリオデジャネイロ五輪予選会、第100回...
2016年06月27日
-
フレキ一歩ドリル
フレキハードルを用いたドリルの紹介です。 今回はフ...
2015年07月16日
-
室内60m世界記録を見よう!モーリス・グリーン、6秒39!
モーリス・グリーンはアメリカの陸上短距離選手で、1999...
2016年03月23日
-
【重心移動を身につける】ハードルまたぎ
ハードルまたぎを行う事で、上半身と下半身の連動、重心移動...
2018年04月03日
-
中・長距離選手へ!レース後の流しでワンランクUP!
陸上競技は大会シーズン真っ盛り! 部活動やクラブチーム...
2016年07月18日
-
ハードルを使った加速ドリル
-
【200mで19秒74!】スピードをつけたメリットがマイケルジョンソン以来の偉業に挑む!
-
エレーナ・イシンバエワのトレーニング
-
【速いスタート習得のために】スタートで前傾(体を前に倒す)はなぜ大事なのか?
-
パウエル スタート1歩目スロー映像
-
記録向上の鍵!走り幅跳びにおける「骨盤主導型踏切」とは
-
アリソンのトレーニング①
-
貴重映像!メダリスト、高平慎士選手のスタートダッシュ
-
5歩飛びハードル
-
合宿の定番!高地トレーニングの効果とは?
-
スプリント ピッチトレーニング
-
重心の移動を前への力に変えてみよう!メディシン投げ
-
スプリント走 ミニハードル 1.5m間隔
-
ジョナサン・エドワーズに学ぶ!三段跳”水切りジャンプ”の極意②
-
ロシア選手のプライオメトリック
-
競歩ドリル
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球